高級食材「伊勢海老」の生まれる場所で
三重県尾鷲市の須賀利町という小さな漁村に行ってきました。
四日市から高速で二時間超の距離ですが、そこはびっくりするほどイメージ通りの何もない小さな漁村でした。
この須賀利は伊勢海老漁の漁獲量が多い有数の漁村です。

70歳後半のおじいさんが現役で一人で船に乗って一人で網をかけていらっしゃいました。
網をかけに行くとき一緒に同行させてもらえたのですが、
小さな船だから波でひっくり返りそうなくらい揺れるし、
大波の中の漁作業は僕でも相当肉体労働だし、
大変な危険と恐怖感を憶えました。

この小さな漁村にも高齢化と後継者不足の問題がありました。
むしろ、農業より漁業の方がこの問題は深刻かもしれません。
この街で65歳は「若手」になるそうです。

伊勢海老漁家が現在15軒ほどあるそうですが10年後残っている漁家はほとんどないのかもしれません。
料理人は生産者ありきの職業ですので、無視できない問題です。
美味しい食材は予想以上に生産者のところに溢れていました。
例えば伊勢海老漁では、めちゃくちゃうまい魚やサザエなどもたくさん取れるのに売り物にせずに大半を自分たちのおかずにしている。もちろん伊勢海老は格別の格別のおいしさですが。。。
今回は伊勢海老漁のツテがなかったので闇雲に動いてたのですが、
伊勢海老漁をパートみたいに手伝ってる中井さんのブログを見つけて、そこにダメ元で連絡を入れたら、漁師さんに聞いてもらうことができ、今回のような経験ができました。紹介してくれた中井さんにもすごくお世話になったし、漁師さんも快く受け入れてくれました。ただの邪魔な名も知らぬ小僧によくしていただき果てしなくありがたい話です。
課題多き旅となりましたが、とりあえず初の魚業の方の生産者の心に触れる事はできたと思います。
やはりその場所に行ってみて心で触れるからこそ見えるものはたくさんたくさんありますね。
そしてさらにありがたいことにお土産までいただきました!
お嫁に食べさせてあげなということでしたので、活盛りにしていただきました。

言葉でないくらい美味い!いやはや感動です。
この感動をなるべくたくさんの人に与えられるのが、人生のひとつの課題なのかもしれません。
三重県尾鷲市須賀利町にて

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四日市から高速で二時間超の距離ですが、そこはびっくりするほどイメージ通りの何もない小さな漁村でした。
この須賀利は伊勢海老漁の漁獲量が多い有数の漁村です。

70歳後半のおじいさんが現役で一人で船に乗って一人で網をかけていらっしゃいました。
網をかけに行くとき一緒に同行させてもらえたのですが、
小さな船だから波でひっくり返りそうなくらい揺れるし、
大波の中の漁作業は僕でも相当肉体労働だし、
大変な危険と恐怖感を憶えました。

この小さな漁村にも高齢化と後継者不足の問題がありました。
むしろ、農業より漁業の方がこの問題は深刻かもしれません。
この街で65歳は「若手」になるそうです。

伊勢海老漁家が現在15軒ほどあるそうですが10年後残っている漁家はほとんどないのかもしれません。
料理人は生産者ありきの職業ですので、無視できない問題です。
美味しい食材は予想以上に生産者のところに溢れていました。
例えば伊勢海老漁では、めちゃくちゃうまい魚やサザエなどもたくさん取れるのに売り物にせずに大半を自分たちのおかずにしている。もちろん伊勢海老は格別の格別のおいしさですが。。。
今回は伊勢海老漁のツテがなかったので闇雲に動いてたのですが、
伊勢海老漁をパートみたいに手伝ってる中井さんのブログを見つけて、そこにダメ元で連絡を入れたら、漁師さんに聞いてもらうことができ、今回のような経験ができました。紹介してくれた中井さんにもすごくお世話になったし、漁師さんも快く受け入れてくれました。ただの邪魔な名も知らぬ小僧によくしていただき果てしなくありがたい話です。
課題多き旅となりましたが、とりあえず初の魚業の方の生産者の心に触れる事はできたと思います。
やはりその場所に行ってみて心で触れるからこそ見えるものはたくさんたくさんありますね。
そしてさらにありがたいことにお土産までいただきました!
お嫁に食べさせてあげなということでしたので、活盛りにしていただきました。

言葉でないくらい美味い!いやはや感動です。
この感動をなるべくたくさんの人に与えられるのが、人生のひとつの課題なのかもしれません。
三重県尾鷲市須賀利町にて

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Category: 海の幸
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