知られざる三重の高級野菜、ずいき

「芸濃ずいき」という野菜、ご存知ですか?
里芋の茎の部分で、高級食材として取引されている野菜です。
三重の伝統野菜として昭和初期から栽培されているものの、
生産量の95%が京都市場で取引され、
一般家庭にはほとんど登場しないかと思います。
どの部分を食べるか、と言いますと、
写真に写っている紫色の茎の部分を食べます。
みずみずしくシャキシャキとした触感で、
見た目にも鮮やかな色をしているので料理に華やかさを足してくれます。

今回は津市芸濃町にあるこがいさんの農園にて、
芸濃ずいきの収穫を見学させていただきました。

葉の形からもお分かりいただけるように、
ずいきは蓮の仲間なので、畑となるのは沼。
しかもアクが強いので、収穫用の手袋はボロボロ。
収穫にはとても体力が必要だそうです。
そんな中、初めて会う私に対して、
丁寧にずいきのことを教えてくださり、
さらにずいきを使ったオリジナルレシピを書いてくださり、
さらにはそのレシピで作った手料理をお土産に下さいました・・・!
こがいさんの、ずいきへの愛がしみ込んだ手料理。
今まで食べたずいきの中で一番美味しかった気がします。
こがいさんの気持ちを、
すえよしの料理に盛り込んでまいりますので
楽しみに待っていてください!

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